産まれたばかりの赤ちゃんは、目もあまり見えなかったり、お母さんと認識するのにも少し時間がかかります。
そして、お母さんを認識してしまうと、人見知りが始まってしまうんです。
それは初めて会う人に人見知りをしてしまうこともあれば、家族(一緒に住んでる人)にも人見知りをしてしまうことがあるんです。
今回はそんな人見知りが始まる時期や、対策についてご紹介していきます。
人見知りはいつから?
人見知りが始まるのは個人差がありますが、一般的には生後6~7カ月くらいの子が多いようです。
遅くとも1歳くらいまでには始まりますが、早い子だと3~4ヵ月くらいから人見知りをしてしまう子もいます。
ちなみに人見知りが始まるということは、いつも一緒にいてくれる人が認識できるようになったという成長の証なんです。
というのも、産まれたばかりの赤ちゃんは、影や光しか分からないくらいの視力です。
そこから生後2~3ヵ月くらいには、15㎝くらいの距離だとピントがあい顔が分かってくるそうです。
※掛かりつけの小児科の先生情報です。
そして、ずっと一緒にいてくれる人に信頼が産まれ、他の人を見ると人見知りをしてしまうようになります。
つまりお母さん以外の人だと泣いてしまうということは、お母さんとの信頼が出来たという逆に嬉しいことでもあるんです。
うれしいことやろ?
でも、離れたら泣くから大変!(笑)
そうなんです。
お母さんが離れてしまうと泣いてしまったり、一緒に住んでいる家族にも人見知りをしてしまうことがあります。
ただ初めて見る人に泣いてしまうのは、認識が出来ている証拠!
そして、危なくないかな?と考えられるようになったということも大切なことですよね。
大きくなった時に知らない人についていかないという意味でも、人見知りは大切なことです。
追いかけて来てくれるのは可愛いのですが、家事やトイレに行くのも泣かれて大変なこともあります。
そんなときの我が家の対策についてご紹介しています。
>>後追いはいつからいつまで?後追いの対策と注意したいこと【おすすめグッズ】
わが子の人見知りはいつから?
ちなみにわが子の人見知りは、生後5カ月と少し早くから始まりました。
他の家族に泣くということはありませんでしたが、私がいないとき(お風呂に入っている間など)はやっぱり違うようです。
私がいると少し甘えるように泣く?・・・らしいです。
ただ他の人には、かなり人見知りをしていました。
例えば、私が抱っこして顔を見てもらうのも、かなり険しい顔になります。
緊張しているように、固まってしまうことが多かったです。
そして3分くらいすると大泣きしてしまいます。
ちなみに、「他の人が抱っこさせて」と手を広げたり、相手のほうに赤ちゃんを向けると、呼吸がうまくできなくなるほどのギャン泣き!(笑)
ただ生後1歳になりましたが、生後9ヵ月くらいには人見知りは落ち着き、他の人に笑いかけるほどになりました。
慣れない場所
大人でも慣れない場所に連れてこられると緊張するように、赤ちゃんもいつもと様子が違うと泣いてしまうことがあります。
しっかりと周りを見れているということですね。
特に寝るときには、同じ場所で寝かせてあげると赤ちゃんも「ここは安全な場所」と認識できて、寝かしつけが楽になることもあります。
いつも抱っこをして寝かしつけをしていると、お母さんの腕の中が安心と分かるようになります。
また、「生後2~3ヵ月は泣き」のピークと言われ、一日のうちで最も泣く時間が長い時期です。
この時もなるべく同じ方法、同じ場所で寝かせてあげると安心して寝てくれやすくなりますよ。
>>赤ちゃんの寝かしつけ・寝ぐずり【生後1ヶ月半〜2ヶ月半は泣きのピーク】
この時期の寝かしつけは黄昏泣きもあり、1番大変な時期でした。
人見知り対策をしよう
人見知りは成長の証で、認識できるようになったり、安全かどうか考えられるようになった証拠です。
ただずっとお母さんと二人だけでいるわけにはいかないですし、家族にも人見知りをしてしまうようであれば生活に支障が出てしまうこともありますよね。
ここからは人見知りの対策についてご紹介していきます。
抱っこした状態から慣らしていく
いきなり知らない人に抱っこされると、大人でも怖いと感じますよね。
「いろんな人に抱っこしてもらったら慣れる」という考えは逆効果になってしまいます。
まずはお母さんが抱っこした状態から、慣らしてあげることが大切です。
赤ちゃんが「この人は安全かもしれない」と感じるのは、お母さんがその人とどう接しているかです。
なのでお母さんが楽しそうに話しているところを見せるところから始めてみましょう。
そこから手を触ってみたり、徐々にスキンシップをとって慣らしていくことが大切です。
途中で泣いてしまうこともあると思いますが、無理をしないようにしましょう。
相手をしっかり見ているのは、観察したり好奇心もあります。
泣かないから大丈夫かな?といきなり抱っこは大泣きの恐れがあるので注意しましょう。
赤ちゃんの慣れた場所で会う
これは少し難しいかもしれませんが、なるべくお家など赤ちゃんがいつもいる場所で会うようにしてみましょう。
というのも、初めての場所というだけでも緊張してしまいますよね。
そこに更に知らない人となってしまうと、赤ちゃんも恐怖を感じてしまいます。
慣れた場所であれば、赤ちゃんも緊張しにくくなります。
もしお気に入りのおもちゃやタオルなどがあれば、持たせた状態やそれを使ってスキンシップをとるのもいいですね。
一緒にいる時間を長くとる
会う回数が多くなれば、赤ちゃんも
「この人、前も見たぞ?」「お母さんと仲良く話していた人だ」
と覚えられるようになります。
また家族で人見知りをしている場合には、意識をして会う時間を取るようにしてみましょう。
残業が多いというお父さんも多いと思いますが、朝なるべく会う時間を増やすところから始めてみましょう。
他にも夜にミルクを飲ませるという時も、横にいたり変わって飲ませてあげるように、なるべく一緒にいる時間が大切です。
その時に、お母さんと仲良く話しているということも大切です。
また、写真や動画を見せてあげる、声を聞かせてあげることも効果的ですよ。
人見知りをしていることを伝える
このくらいの時期の子は、どうしても人見知りをしてしまいます。
初めて会う人は赤ちゃんに泣かれてしまうと、「嫌われた?」とショックを受けてしまうこともあります。
また、いきなり抱っこや頬っぺたを触ったり、顔を近づけたりということをしてしまうと、赤ちゃんが怖がってしまうことがあります。
始めに「今人見知りの時期で、みんなに泣いてしまう」ということや、少しづつ慣らしているということを説明しておきましょう。
ちなみにわが子は声が大きい人には特に、びっくりして泣いてしまいました。
音に敏感なこと、びっくりしてしまうということを説明しておくのもいいと思いますよ。
赤ちゃんの人見知りのまとめ
赤ちゃんの人見知りが始まるということは、相手を認識できるようになったという成長の証です。
「相手が危険ではないか」と考えられるようになったということでもあります。
また、「お母さん以外の人だと泣く」という場合も、お母さんを信頼しているという嬉しい証拠です。
ただ初めての人だけでなく、家族にも人見知りをしてしまうことがあります。
そんな時は無理をせず、少しづつ慣らしてあげましょう。
・赤ちゃんの慣れた場所で会う
・一緒にいる時間を長くとる
仕事でなかなか会えないという場合には、写真や動画で顔や声を聞かせてあげても効果があるようです。
こちらも是非試してみてください。