赤ちゃんとの新生活がスタート!
しかしいざ赤ちゃんが家に来た時に心配になったことが。
室温って何度にしたらいいの?
大人がちょうどいい温度より、少し高い目のほうがいいの?
もちろん赤ちゃんがどんな服装かにもよりますが、いざ生活が始めるとどうしていいのか迷いますよね。
今回は季節ごとの快適な室温についてや、気をつけることについてご紹介していきます。
新生児の体温調節
赤ちゃんが産まれる前は、お腹の中でお母さんの体温で守られていました。
お母さんの体温と羊水の中でプカプカ浮いて、心地の良い場所だったでしょう。
新生児の赤ちゃんは産まれたばかりは、内臓機能も未発達ですが、体温調節も始めはうまくできません。
赤ちゃんの体温の平熱は36.5〜37.5度と大人に比べると高めです。
その為暑さには弱く、暑いと感じると汗を必要以上にかいてしまいます。
脱水症状になりやすく、温度が35度の空間にいると5分で危険な状態になってしまいます。
体温が高いので、大人より1枚服を少なくするか、少し涼しい温度にするようにしましょう。
季節ごとの快適な室温について
冬の室温
冬場の快適な室温は、18〜23度とされています。
寒いと心配になりついつい着させ過ぎてしまいますが、赤ちゃんの体温が高い為、特に背中と頭は汗をかきやすいので暑くないかチェックしてあげましょう。
冬場に寒いかと思って、肌着を2枚ともこもこの服を着させていたことがあります。
毛の長い毛布で上も下も包んであげていたのですが、頭がビチャビチャになるほどの汗をかいていたことがありました。
みーママ
りっくん
まだ寝返りができなかったけど、暑かったから毛布を蹴り飛ばしていたんだよ。
なのにママったら毎回毛布を直してくるんだ。
赤ちゃんも暑いとサインを出してくれていることがありますので、蹴飛ばしている、転がって毛布から出るときには暑くないかチェックしてあげましょう。
また、心配でホットカーペットや電気毛布などを使いがちですが、低温火傷になってしまうことがあります。
入院中に使用を注意されましたが、かなりの赤ちゃんが病院に運ばれてきてしまうようです。
歩けたり、ハイハイをしている足元や親が近くで見ていれば心配はないのですが、寝る場所では特に危険なので注意しましょう。
また、ストーブやヒーターも火傷の危険があるので、手の届かない場所に置いたり、柵などをつけるようにしましょう。
柵も火事になったり、柵自体が熱くなり火傷をしないように注意しましょう。
夏の室温
夏場の室温は25〜28度が適温とされています。
先ほども説明しましたが、赤ちゃんは体温が高く、熱がこもりやすい為、暑さはあまり得意ではありません。
細菌では真夏で30度を超える日が続くので、エアコンをつけてあげるようにしましょう。
汗をかいている時には、麦茶や白湯で水分補給をしてあげるようにしましょう。
ただ暑いと言っても、エアコンや扇風機の風が直接当たらないように注意しましょう。
赤ちゃんは汗をかきやすいので、汗が蒸発し体温を下げすぎてしまうことがあります。
暑いところから帰ってきた直後などはいいのですが、風は赤ちゃんの上を通るように設定しましょう。
また、服は汗をしっかり吸う綿の素材を選ぶようにしましょう。
温度計、湿度計を置いておこう
赤ちゃんがいる室温の調節って難しいですよね。
エアコンの設定温度をちょうどにしていても、暑かったり寒かったりすることってないですか?
赤ちゃんが一番長い時間いる部屋には、温度と湿度が計れるものを置いておきましょう。
ついでに時計の機能がついているのがおすすめですよ。
赤ちゃんを寝かしつけしている時に、「あと何分たったらベッドに置こう」という目安にもなります。
寝たなと思って、10分くらいしてからベッドに置くと眠りが深く起きにくいですよ。
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湿度が高いと、いつもちょうどいい温度でも頭がビチャビチャになるほど汗をかくこともあります。
湿度が高い時には、設定温度を下げたり、除湿するようにしましょう。
赤ちゃんの暑さ、寒さチェック
赤ちゃんはまだ体温調節がうまくできないので、室温に左右されやすいです。
手足が冷たい
赤ちゃんはよく手をあげて寝ていることが多いですよね。
特に冬場は手を触ってみると冷たくなっていて心配になることがあります。
ですが、背中やお腹を触ってみて暖かいという場合は心配はいりません。
これは赤ちゃんの体が体温調節をしている証拠です。
赤ちゃんの手が冷たいのは、冷たい部分の血管が収縮し、内臓などを守ろうとしているのです。
逆に足の裏や手のひらはあったかいけど、腕やふくらはぎなどは冷たいという場合も心配いりません。
この場合は体から熱を出そうとしている証拠です。
汗をかいていないかや厚着をさせすぎていないかチェックしましょう。
泣いた時に熱がこもりやすい
赤ちゃんは泣くときには、顔を真っ赤にし大きな声が出ますよね。
とてもエネルギーを使っているのでしょうね。
そのおかげで、肺や筋肉も発達してくれますので、泣くことも大切です。
しかし、泣いていると体に熱がこもってしまい、汗だくになってしまうことがあります。
不快なことを解消したのに泣き止んでくれないという時には、暑さで泣いている場合があります。
わが子は生後1ヵ月半~2ヵ月半の時に黄昏泣きが激しい時期がありました。
その時に頭に汗をかいており、肌着だけにすると泣き止んでくれることがありました。
暑すぎて泣いているということもあるので、泣いている時には注意しましょう。
室温を変えてあげたり、着ている服を一枚減らしてあげましょう。
おすすめグッズ
暑さ対策
暑い時には基本的にはエアコンが必要ですが、他にも便利なグッズがあります。
寝るときに便利なのがアイス枕です。
冷やしても固まらないアイス枕がおすすめです。
赤ちゃんは寝るときに熱を発散するため、特に頭によく汗をかきます。
また梅雨や秋の季節、温度が上がる前の午前中など、エアコンをつけるか迷うときには、アイス枕を使用してみましょう。
必ずタオルで包んでから使うようにしましょう。
赤ちゃんは汗をかきやすいので、寝る場所に冷感敷パットを使うのもおすすめです。
肌に当たるとひんやりとし、汗もしっかりと吸収してくれます。
また洗いやすいので、2枚くらいあると便利ですよ。
汗をかきやすい背中には汗取りパッドがおすすめです。
首から布が出ているデザインなので、サッと引っ張ってぬくことができます。
汗もしっかりと吸ってくれるのでおすすめです。
背中に羽が生えているデザインはとても可愛く、愛用しています。
暑い夏や黄昏泣きの時期には特におすすめですよ。
みーママ
寒さ対策
赤ちゃんがいる部屋の暖房には、このダイソンがおすすめです。
空気清浄もついているヒーターなので、赤ちゃんがいる空間でも安心して使うことが出来ます。
また持ち運びも楽なので、お風呂を温めるときなどの移動にも便利ですよ。
換気扇を回していると、お風呂場は寒くなってしまいますので、お風呂の前に温めてあげましょう。
加湿の機能がついていないと値段もお手頃になります。
ただ乾燥しやすきなるので、一緒に加湿器も使うようにしましょう。
わが子が生後2ヵ月くらいの時に、泣きすぎて声がかれてしまったことがあります。
湿度が40~50%しかなかったため、のどに負担がかかってしまいます。
のどだけでなく、赤ちゃんは肌も敏感なので暖房を使う時には加湿器も使うようにしましょう。
空気が乾燥しにくいオイルヒーターもおすすめです。
ストーブのように空気を気にする必要もありませんし、灯油などを入れる必要がないのも嬉しいポイントですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんはまだ体温調節がうまくできません。
小まめに体温をチェックしてあげるようにしましょう。
特に赤ちゃんは体温が高く、熱もこもりやすいので暑さが苦手です。
汗をかいていないか、水分が足りているかみてあげましょう。
冬場は18~23度、夏場は25~28度が快適
冬場は厚手の服やベスト、毛布をうまく使ってあげる
夏場は汗の吸収する服を着させる
熱風や冷風が直接当たらないようにする
手や足だけではなく、背中やお腹の体温で体温調節をしてあげる
泣いたときは熱がこもってしまうことがあるので、冷ましてあげる
心配をしすぎてホットカーペットや、直接冷たい風を当ててしまうと、火傷や冷えすぎてしまうこともあるので注意しましょう。
真冬や真夏は赤ちゃんの肌に触れ、体温と汗をかいていないかをこまめにチェックしてあげましょう。