暑い夏や離乳食を始める時期が近づいてくると、「そろそろ水分補給の練習を始めないと」と心配になりますよね。
実際に初めてみると、「まずそうな顔をされてしまう」「あまり飲まないけど、水分補給は足りているの?」など、飲んでくれないことがあります。
実際にわが子も始めはとてもまずそうな顔で「うげー」と口からはかれることがありました。
ですが、生後10ヵ月の今では、一人で持ってゴクゴクと飲めるようになりました。
今回は
・いつから飲ませてもいい?
・赤ちゃんが飲まないのは麦茶に問題が?
・麦茶の作り方
・麦茶を飲む練習方法
についてご紹介していきます。
麦茶は赤ちゃんにおすすめの飲み物
生後1ヵ月からでも飲める麦茶は、赤ちゃんにおすすめの飲み物です。
というのもカフェインが入っておらず、ミネラルも豊富に含まれています。
赤ちゃんがカフェインを飲んでしまうと刺激が強すぎ、興奮したり眠れなくなってしまうことがあります。
またカフェインは赤ちゃんの未熟な体ではうまく分解ができず、体に蓄積されます。
そのストレスから乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症率が上がると言われています。
緑茶やウーロン茶などのカフェインが入っているお茶は、絶対にあげないようにしてください。
他にも麦茶にはいろんなメリットがあります。
・熱中症の予防になる
・虫歯の予防になる
・血液をサラサラにしてくれる
・胃の粘膜を守ってくれる
・利尿作用がある
・保存料や添加物が使われておらず安心
麦茶はいつから?
赤ちゃんは始めミルクや母乳しか飲めません。
そのため、しっかりと水分補給が出来ているため、基本的には生後6ヵ月くらいまでは他で水分補給をする必要はありません。
生後5~6ヵ月くらいから離乳食を始めることが多いと思います。
まだ離乳食を始めたばかりのころは、後からミルクや母乳を飲ませるので、水分も足りていますので、心配いりません。
ただ離乳食から栄養を取る量が増えると、他で水分を補給する必要が出てきますので、飲ませる練習は始めましょう。
麦茶を飲ませるのにいつからという決まりはありません。
生後1ヵ月くらいでも、お風呂上りに飲ませてあげるのもいいと思います。
最近ではお風呂上りもミルクや母乳がいいという意見もありますよね。
我が家でもお風呂上りは母乳やミルクを飲ませていました。
せっかくなら栄養を取ってほしいという思いもあったからです。
実際に麦茶を飲ませたのは、生後5ヵ月からでした。
麦茶を飲まない
赤ちゃんが麦茶を飲むと、「うげー」ととてもまずそうな顔をすることがあります。
そこから次を飲んでくれなくなることも。
りっくん
だっておいしくないんだもん。
飲んでくれないと水分が足りているか心配になりますよね。
ですが、赤ちゃんは今までミルクや母乳しか飲んだことがありません。
ミルクや母乳はほんのり甘い味がします。
それに比べて麦茶は甘さがなく、苦みを感じることがあります。
赤ちゃんは濃い味に慣れていないので、その苦みを強く感じていることがあります。
ましてやミルクや母乳だと思って飲んだら、苦い麦茶が来たら「うげー」となってしまうのも納得がいきますよね。
ではどうしたら、麦茶を飲んでくれるようになるのでしょうか。
もしかすると作り方を間違えていることがあります。
麦茶の作り方
赤ちゃん用の麦茶
まず赤ちゃんに作る麦茶は、苦みの少ない赤ちゃん用の麦茶を使うようにしましょう。
これは生後1ヵ月からでも飲める、ノンカフェインの麦茶です。
1回分で作れるので、使いやすくおすすめです。
また忙しいママさんには、ペットボトルやパックの麦茶をまとめ買いしておくのもおすすめです。
毎日飲むものですし、外出するときも持ち運びに便利ですよ。
一般的な麦茶
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麦茶に慣れてきたら、一般的な麦茶に挑戦してみましょう。
大切なことは濃くなりすぎないことです。
まず袋に書いてあげ通りに作ってみましょう。
長くつけすぎてしまうと、味が濃くなり苦みもでることがあります。
できた麦茶は麦茶が1、水が1の割合で薄めてあげましょう。
飲んでくれない時には、もう少し薄めてみましょう。
我が家では冷たい麦茶は、
麦茶 2:水 1:お湯 1の割合で混ぜていました。
みーママ
フォローアップミルクの進め方や、今あげているミルクとどう違うかまとめています。
こちらも参考にしてみてください。
>>フォローアップミルクはいつからいつまで?今までの粉ミルクとの違いは?
練習方法
スプーンから少量ずつ
麦茶を飲ませるときには、赤ちゃん用の小さなスプーンから始めてみましょう。
麦茶の味に慣らしてあげることが大切です。
初めての時は、少し麦茶も薄めて作っておきましょう。
哺乳瓶で飲ませる
スプーンで飲むのに慣れてきたら、次は哺乳瓶からあげてみましょう。
粉ミルクを飲む子であれば抵抗なく飲んでくれると思います。
ですが、ミルクは粉が混ぜてあるのに対し、麦茶はサラサラです。
赤ちゃんが吸った時に多く出ることがあります。
哺乳瓶の乳首のサイズを変えていたら、1つ小さいサイズに変えてあげるのもおすすめですよ。
むせないように見守ってあげましょう。
スパウト・ストローマグで飲ませる
生後5~6ヵ月くらいになると、スパウトやストローマグの練習を始めてみましょう。
これに入っているのが麦茶と覚えてくるようになります。
基本的に赤ちゃんが持ちやすい作りになっているので、生後9ヵ月くらいには一人で飲めるようになっています。
口の部分を変えるだけで、スパウトにもストローにもなるものもあります。
ストローマグも長く使うので、2つあっても便利だと思いますよ。
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麦茶の注意点
麦茶は汗をかいた時や、離乳食の時に一緒に飲ませることが多いと思います。
赤ちゃんはまだ飲むのがうまくなく、唾液がストローから入り混ざってしまうことがあります。
特に離乳食の間に飲ませると、食べたものが浮いていることがあります。
これでは麦茶の中で、雑菌がわきやすくなってしまいます。
麦茶は1/3~半分くらいの量を入れ、その都度変えてあげるようにしましょう。
余り少なすぎると、斜めにしたときにうまく飲めないことがありますので、注意しましょう。
また外出中には赤ちゃん用のペットボトルの麦茶を持ち歩き、残った麦茶は流しなどに捨てるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
麦茶は始め嫌な顔をして飲んでくれなかったり、出してしまうことがあります。
今までミルクや母乳等しか飲んだことが無く、苦みを感じ麦茶を飲んでくれないこともあります。
赤ちゃん用の苦みの少ない麦茶から始め、スプーンから慣らしてあげましょう。
麦茶には体の熱を下げてくれたり、虫歯予防になったりとメリットもたくさんあります。
生後5~6ヵ月くらいからそのこのペースに合わせて慣らしていきましょう。