赤ちゃんが成長をしてくると、後追いが始まることがあります。
後追いは始まった時は「可愛いなぁ」と思っていましたが、大変なことや注意しなければいけないことがあります。
後追いは成長したという面でも嬉しいのですが、対処法についてご紹介していきます。
私の実際の体験談も参考にしてみてください。
今回は、
・赤ちゃんの後追いはいつから始まる?
・わが子の体験談
・後追いの対策
・後追いをする子に注意したいこと
についてご紹介していきます。
後追いとは?
そもそも後追いとは、お母さんが見えなくなると不安になり泣いてしまったり、後を追いかけるようになります。
後追いは、お母さんに対しての信頼があるということなので嬉しいことでもあります。
ですが、「ちょっとトイレに行こう」として部屋を出ると大泣きされてしまったりと、困ることも多いと思います。
わが子も後追いがあり、1歳4ヵ月になった今でも私がどこかに行こうとすると、大声で叫んでいます。
わが子がテレビに夢中になっている間に、こっそり部屋を出ようとしても何故か気づかれ、
ちょっと、どこ行こうとしてるの?
という顔で見られます。(笑)
そして、わが子は寝起きが特にひどく、少し離れただけでも大泣きされるので、寝起きは抱っこやそばにいるようにしています。
お母さんの後を追いかけて来てくれるのはとても可愛くて嬉しいことですが、泣かれてしまうと大変なことも多いですよね。
ちなみに後追いはみんなするものではなく、赤ちゃんの4割くらいの子しかしないのだそうです。
赤ちゃんの後追いはいつから始まる?
赤ちゃんの後追いが始まる時期には個人差が大きく、早い子であれば生後6ヵ月頃から始まります。
一般的には、生後9~11ヵ月ごろから始まる子が多いようです。
これはずりばいやハイハイなどができるようになったことから、後追いが始まることが多いようです。
後追いはお母さんへの信頼もありますが、まだ短期的な記憶しかなく、「お母さんはすぐに帰ってくる」ということがまだ分かっていません。
「少ししたら来てくれる」ということが分かり始める1歳半~2歳くらいで、後追いが落ち着くことが多いようです。
後追いの対策
後追いが始まってしまうと、家事をするのも大変だったり、トイレに行くのも一苦労になってしまいます。
後追いがなるべく早くなくなる方法や、対処法についてご紹介していきます。
声をかける
赤ちゃんが後追いをする時には、声をかけてあげることが大切です。
例えば、「ここにいるよ」と分かるように声をかけたり、返事をしてあげると近くにいるということが分かります。
他にもドアを開け、赤ちゃんから見えるようにしてあげるのも効果的です。
また赤ちゃんに「すぐに戻ってくるからね」など、毎回同じ言葉をかけてあげることも大切です。
赤ちゃんはまだ言葉の意味が分からないので、「こう言ったらまたすぐに帰ってきた」と覚えれるようにしてあげましょう。
寝ている間に家事を済ませておく
赤ちゃんが触ると危ないものが多い場所では、後追いをされてしまうと困ることが多いですよね。
特にお風呂の掃除は、赤ちゃんをおんぶや抱っこしたままではやりにくいですよね。
お風呂場に入ってきて濡れてしまうのも心配です。
そういった場所は、なるべく赤ちゃんが寝ている間に済ませましょう。
また育児をしていると、十分な家事をする時間も取れないと思います。
家事を完璧にやらなくても、手を抜けるところは抜くようにしてみましょう。
また家族の方と協力して家事や育児をすることも大切です。
ゲートをつけて作業する
家事をする時に、赤ちゃんが近くにいるとやりにくいものってありますよね。
例えば料理をする時や、洗濯ものをたたんでいたら散らかされてしまったりということってありますよね。
そんな時には、ゲートなどを使って近くで作業をするけど、入れないようにすると効果的です。
その間に気をひけるものを持たせておくと、おすすめです。
例えばお気に入りのおもちゃや音が出るもの、今まで見せたことが無いものなんかも興味を持って遊んでくれることがあります。
我が家では初めて触らせる野菜などを持たせておくと、興味津々に集中してくれていました。
見えるところで作業も出来るので、ゲートはかなりおすすめです。
スキンシップをしっかりとる
まず赤ちゃんが後追いで泣いてしまうのは、不安を感じているからです。
「いつもいる場所なのに、何が怖いの?」と思ってしまうかもしれませんが、「お母さんと一緒にいたい」という赤ちゃんの意思表示でもあります。
この時期に一人の時間を多くするなど、赤ちゃんが不安を感じてしまうと後追いがひどくなってしまうこともあります。
今は後追いをする時期と抱っこ紐を使ったり、同じ部屋で作業をするようにしましょう。
後追いをする子に注意したいこと
赤ちゃんが後追いをするようになると、特に怪我が心配になります。
後を追いかけてくるので、高いところから落ちてしまったり、追いかけようと急いで転倒してしまうこともあります。
ハイハイや伝い歩きなど動けるようになると準備したいことでもありますが、赤ちゃんの安全のためにも注意しておきましょう。
わが子はつかまり立ちが早い時期から出来るようになり、コツなどものせています。
ハイハイは筋力をつける上でも大切なので、しっかりとさせてあげましょう。
>>ハイハイ練習はいつから?立つ子にも必要?頭がよくなるメリットも!
>>つかまり立ちはいつから?練習は必要?わが子が早くできるようになったコツ
危険な場所にはゲートをつける
後追いをする赤ちゃんは、お母さんを追いかけるために必死です。
今まで行ったことが無いところや、階段からも転倒してしまうことがあります。
赤ちゃんはまだ視力があまりよくないので、高いところが分かりずらいんです。
なので、ゲートなどを使い、乗り越えないようにしっかりと固定しておきましょう。
ちなみに我が家では、階段のところには扉のようになっているゲートを使っています。
ですが、毎回開け閉めをするのが面倒に思ったり、たまにうまくはまっておらず、わが子が押すと開いてしまうことがありました。
なので、またぐタイプのゲートがおすすめです。
ですが、他に小さな子がいると、その子も通れなくなってしまうので、兄弟がいる場合には扉タイプにしたり、ゲートをつける位置を工夫してみましょう。
床を柔らかくする
よく床にマットをひいている方って多いですよね。
こういったマットは柔らかく安心ですし、何かをこぼした時にも拭き取りがとても楽です。
なので、ご飯を食べる下に敷くととても楽です。
ですが、冬場はマットが冷たいと感じたので、我が家ではふかふかのじゅたんを使っています。
転倒してもふかふかなので安心ですし、子供が大きくなってからでも使いやすいと思ったからです。
他にもこたつの下にひくようのものもおすすめです。
毛の長さが短いと、夏場でも使いやすいと思います。
コーナーガードで怪我予防
赤ちゃんはいろんなところで転倒してしまいます。
つかまり立ちをする時に滑ってぶつけたり、走っていてつまづいてしまったりと、1歳4ヵ月になった今でもいろんなところでぶつけています。
特に家具の角でぶつけてしまうと、大きなたんこぶが出来てしまったり、傷を作ってしまうこともあります。
赤ちゃんがよくいる場所には特に、コーナーガードをつけて怪我をしないように対策しておきましょう。
特にテーブルの角や、赤ちゃんが立ったときの高さのものには注意しましょう。
赤ちゃんの後追いについてのまとめ
赤ちゃんの後追いが始まると、必死に追いかけてきてくれる姿がとても可愛いですよね。
ですが、家事をするときや、ちょっとトイレに行くだけなのに泣かれてしまうと困ってしまうこともあります。
後追いは、生後9~11ヵ月ごろから始まる子が多く、1歳半~2歳くらいから落ち着いていきます。
お母さんがすぐに帰ってきてくれると分かるようになってくるからです。
後追いが始まったら、こんなことを意識してみましょう。
・少し離れる時には、毎回同じ言葉を言う
・寝ている間に家事を済ませておく
・ゲートをつけて家事をする
・赤ちゃんとスキンシップをしっかりとる
・抱っこ紐をつけて、一緒にいる時間を増やす
後追いはすぐに無くなるものではありません。
大変なこともあると思いますが、抱っこ紐をつけたりベビーゲートをつけたりと、対策をしてみましょう。
特に赤ちゃんは視力があまりよくないので、高いところがよく分かりません。
高いところや階段から落ちないように、しっかりとゲートをつけるようにしましょう。
転倒してたんこぶや怪我をしてしまうこともあると思いますが、大けがにならないようにコーナーガードなども準備しておきましょう。