赤ちゃんは寝返りが出来るようになり、ずりばいをし行動範囲が広がっていきます。
その後ハイハイをするようになると思うのですが、わが子はハイハイを通り越しつかまり立ち、そして伝い歩きまでするようになってしまいました。
掴まれる場所がない時には、ずりばいのままなのですが、こんな時「ハイハイの練習って必要なの?」と思ってしまいますよね。
今回は、
・ハイハイ練習はさせるべき?
・メリットは?
・ハイハイ練習の方法
・ハイハイ練習をする時に注意すること
についてご紹介していきます。
我が家の練習方法も載せているので、是非参考にしてみてください。
ハイハイはいつからできる?
ハイハイができるようになる時期には、個人差があります。
早い子であれば生後4ヵ月頃から始める子もいますが、生後8~9ヵ月頃から始める子が多いようです。
生後10ヵ月には、90%の赤ちゃんがハイハイを出来るようになっているそうです。
ただわが子のようにハイハイを通り越し、つかまり立ちや伝い歩きまでしてしまうこともいます。
そしてハイハイをせず、そのまま歩けるようになったという子もみたいです。
わが子は伝い歩きができるようになっても、ハイハイの姿勢にしてもうまく進むことが出来ませんでした。
なので、その後ハイハイ練習を始めました。
ハイハイにはとても嬉しいメリットがあるんです。
冬には足が冷たくないように、ルームシューズもおすすめです。
ファーストシューズも、いきなり外だと不安定なので、室内から練習してみましょう。
>>赤ちゃんの寒さ対策!靴下を履いても足が冷たい時は室内用の靴がおすすめ
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ハイハイ練習はさせるべき?メリットは?
つかまり立ちができるようになったんだからいいじゃん!
そうなんです。
ずりばいなどができているようであれば、ハイハイは必ずさせなければいけないというわけではありません。
「はって動く」ことをハイハイというので、ずりばいもハイハイに含まれるんです。
なので、無理にハイハイをさせる必要はありません。
ですが、ハイハイには赤ちゃんに嬉しいメリットがあるんです。
定期健診の時に、「歩くよりもしっかりはわせるように!」と言われていました。
なので、私はハイハイ練習をさせました。
追いかけて来てくれるのは可愛いのですが、家事やトイレに行こうとしたら泣かれてしまうと困ってしまいますよね
対策や注意点についてまとめているので、是非参考にしてみてください。
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全身の筋力が鍛えられる
ハイハイをすることで、全身の筋肉が鍛えられます。
四つん這いの姿勢になると、自分の体重を手や足で支えます。
そして、体を持ち上げておくと腹筋や背筋なども鍛えてくれます。
よちよちと歩きながら筋肉を鍛えるよりも、ハイハイで全身の筋肉が鍛えられていると、伝い歩きなどをする時にのみ込みも早くなります。
バランス感覚がよくなる
ハイハイは片手、片足を一度浮かせるので、バランス感覚も鍛えられます。
赤ちゃんは頭が重たく、立っているとふらついてこけてしまうことがあります。
ずりばいだと常にお腹で支えられていますが、体を持ち上げるハイハイだとバランスを取ろうとします。
バランスを取る時にも体幹が鍛えられ、立った時にもバランスがとりやすくなります。
また立つ練習を始めた時だけでなく、ハイハイでしっかりとバランス感覚を養っておくと、2歳くらいになった時にも転倒しにくくなるそうです。
頭がよくなる
ハイハイをすると頭がよくなるとも言われているそうです。
ハイハイは運動をコントロールする中脳を刺激する、大切な活動でもあります。
体幹がしっかりし、手指が動かせるようになることで、脳が発達するのです。
引用:オリックス生命
この他にも、ハイハイは全身運動なので、脳へ流れる血液も増えると言われています。
血液からたくさんの栄養を送られてくると、神経細胞が枝を増やしていって、脳も発達しやすくなるのだそうです。
こんなメリットもあるなんて驚きですね。
ハイハイ練習の方法
ハイハイの練習方法にはいくつかやり方があります。
やりやすい方法を試してみてください。
足の上でハイハイの練習
ハイハイの練習は赤ちゃんが体を持ち上げ、ひざをつけるように練習します。
そのため高さのあるものを超えると、ハイハイの練習になります。
ハイハイ練習の1つ目は、お母さんの足(ふくらはぎ側)を超えるようにしてみましょう。
ちなみに私は体が硬いので、ふくらはぎをまたぐとわが子を支えられず苦戦しました。(笑)
ただ太ももだと太すぎて膝がつかず、太ももの上でバタバタしているか蹴られてしまいました。
高さはないので怪我をすることはないですが、体が硬い方はもしかすると苦戦するかもしれません。
障害物を超えさせる
次に障害物をつくり超えさせるハイハイ練習です。
少し準備がいりますが、バスタオルを丸めたり、クッションを置いて障害物を作りましょう。
その障害物の先で呼んだり、おもちゃなどで気をひいてみましょう。
おもちゃで気をひく時には、「もう少しで届きそう」というところに置いたりするとより効果的ですよ。
ハイハイの体制にさせる
よく「ハイハイをしている姿を見せる」と言いますが、わが子に見せても効果を感じませんでした。
それよりも、実際にハイハイの体制にさせてあげましょう。
ハイハイの体制にさせてあげることで、赤ちゃんも「こんな進み方ができるのか」と気づけやすくなります。
また手のひらを開いて、自分の体を支えるということが出来るようになっていきます。
まだ進めなくても自分の体を支え筋力もつくので、正座のように座る状態になっても四つん這いの体制に少しの間してあげるといいですよ。
わが子はこの方法が、一番ハイハイが早くできるようになったと思います。
ハイハイ練習をする時に注意すること
ハイハイができるようになる時期には、個人差があります。
わが子もお座りができるようになったのが平均よりも遅かったのですが、その子のペースがあるので焦る必要はありません。
ハイハイ練習をする時には、こんなことに注意してあげましょう。
練習をする時期は早くない?
生後8~9ヵ月になったからと言っても、まだハイハイをするには早い子もいます。
例えば体を支えられる筋肉がついていないということもあります。
生後10ヵ月になってもできない子もいるので、もし嫌がるようであれば焦らず様子を見てあげましょう。
長時間の練習はしない
ハイハイの体制は、全身の筋肉を使います。
自分の体重を手と足で支えるのも大変ですし、頭が重いので首も筋肉を使います。
長時間練習をすると、筋肉に負担がかかってしまいます。
初めての時は短い時間にし、少しづつ時間を延ばしたり、疲れていないかチェックしてあげましょう。
ハイハイできるスペースがある?
赤ちゃんが「ずりばいをしたり伝い歩きをするけど、ハイハイはしてくれない」という時には、動くスペースも見直してみましょう。
ずりばいを始めると危ないものに触らないように、ベビーベッドやベビーゲートの中に入れておくこともあると思います。
ですが、動くスペースが少ないと、赤ちゃんも運動不足になってしまいます。
そのためハイハイが出来る筋肉が、育っていないこともあります。
またせっかく動こう!と思っていても、スペースがなくハイハイをしてくれないということもあります。
しっかり赤ちゃんと遊ぶ時間や、運動するのを見る時間を作ってあげましょう。
ハイハイ練習のまとめ
赤ちゃんの成長には個人差があります。
例えば、「寝返り、ずりばい、ハイハイ、つかまり立ち」という成長をすると思っていても、わが子のようにハイハイよりも先に、伝い歩きまですることもあります。
ハイハイをする時期は、一般的に生後8~9ヵ月ですが、ハイハイをしないというこもいます。
ハイハイを無理にさせる必要はありませんが、ハイハイにはいろんなメリットもあります。
・バランス感覚がよくなる
・頭がよくなる
ハイハイ練習は、赤ちゃんの負担にならないように短い時間からやってみましょう。
また動くスペースを作ったり、おもちゃなどで気をひいてあげましょう。
動けるようになるといろんなものを触ったり、舐めようとします。
危険なものは手が届かないように工夫しましょう。
半年後には小走りが出来るようになっているので、本当に成長は早いですよ。