赤ちゃん言えば「バブー」「まんま」とおしゃべりしてくれるイメージはないですか。
早く「ママ」や「パパ」を覚えてほしいですが、赤ちゃんはまず喃語から練習します。
現在1歳になる息子がいますが、「まだ意味が分かってないだろうな」というところです。
どんな時期にどんな言葉を使うようになるのか、覚えるのが遅くないかって親であればちょっと心配になることがありますよね。
今回は
・喃語が少ない時は?
・おしゃべりの練習・注意点
についてご紹介していきます。
赤ちゃんの言葉
まず赤ちゃんの言葉の種類についてご紹介してきます。
クーイングとは
赤ちゃんが初めて話す言葉は、喃語というイメージがありますが、実際にはクーイングという言葉から始まります。
クーイングとは喃語よりも先に話す「あー」「うー」などの1文字の言葉のことを言います。
クーイングは生後1,2ヵ月くらいから話始めます。
赤ちゃんはまだ舌を上手に使うことが出来ません。
なので「あー」「うー」などの、話しやすい言葉(母音)からおしゃべりできるようになります。
赤ちゃんは「バブー」というイメージがありますが、話せるのは1歳前くらいでした。
実際にはあんまり言いませんが(笑)
喃語とは
クーイングは1文字でしたが、2文字以上の言葉は喃語といいます。
生後4ヵ月くらいから「あぶー」「だあー」などの言葉を使えるようになります。
我が家では息子が話すとみんなが反応するので、よくおしゃべりしていました。
生後7ヵ月くらいになると「まーまーまー」「ばーばーばー」など、おしゃべりしやすい同じ言葉を連続で言えるようになります。
ちなみに我が家では「パパ」は暗黙の了解で禁句!(笑)
「ばーば」は生後10ヵ月くらいには言えていたので、きっとそのくらいには言えると思いますよ。
ちなみに我が家では、「まんま」と言えるようになると私がかなり言わせる練習をしました。
そのおかげか、朝起きたら「まんま」、何をするにも「まーまーまー」とセミのように連発するようになりました。(笑)
現在は生後1歳ですが、まだ「ママ」は分かってないようですが、「まんま」はなんとなく分かってるのかな?というくらいです。
またよく分からない言葉もよく言っています。
例えば何かを持って「んーんー」と言ってみたり、「だーだーだー」も連発しています。
あと何故か「えいちゃん」と言ったり、「イエーイ」みたいなこともたまたまですが言っています。(笑)
女の子のほうが話すのが早いといいますが、早い子であれば生後9ヶ月にはお母さんを見ながら「まんま」と指さす子もいるみたいですよ。
おしゃべりが少ない時には?
クーイングを話し出すのが、だいたい生後1,2ヵ月くらいからが一般的ですが、話し出すのには個人差があります。
生後8ヵ月くらいになってもあまりおしゃべりをしない子もいますが、その子の性格もあります。
また身体的な原因の場合もあります。
・喉や舌が未発達のため
・聴覚に問題がある
・発達障害がある
ただおしゃべりが好きな子もいれば、コミュニケーションをあまりとろうとしない子もいます。
クーイングや喃語が少ないからと言って、必ず問題があるわけではありません。
心配であれば、予防接種や定期健診の時に病院や保健センターで聞いてみましょう。
赤ちゃんと喃語でおしゃべりをしてみよう
赤ちゃんがおしゃべりをするのは、体の発達がそれぞれ違うように、話す言葉や時期には個人差があります。
ですが、おしゃべりをするということは、赤ちゃんとコミュニケーションを取ったり知育にもつながります。
まずは家族の方が話しかけてあげることが大切です。
赤ちゃんとおしゃべりの練習をする時には、こんなことに注意をしてみましょう。
返事をしてあげる
赤ちゃんがコミュニケーションを取ろうと話しかけてくれている時には、できるだけ返事をしてあげましょう。
家事や育児で忙しいと思いますが、赤ちゃんとお話をする時間は必ず作ってあげましょう。
赤ちゃんがおしゃべりをした時には、全く同じ言葉を真似したり、「うん、そうだね」など返事をしてあげることが大切です。
赤ちゃんは始めは、泣くことがコミュニケーションでした。
泣くことからおしゃべりでコミュニケーションが出来る、反応してあげるということが大切です。
ゆっくり話す
赤ちゃんが言葉を覚えようとする時には、口元を見ていることが多いです。
例えば「まんま」であれば、唇をつけて発音しますよね。
どうやって言葉を出しているかを、赤ちゃんはしっかり見ています。
「何か新しい言葉を覚えさせたいな」という時には、赤ちゃんの目線でお話をするようにしましょう。
またどのように発音しているかも、ゆっくり話して見せてあげる、何を言っているか聞き取りやすくしてあげることが大切です。
話す方も、「まま」と「ばーば」は同じように唇をつけるから話せるかも?と新しい発見があるかもしれませんね。
ラ行などは舌をうまく使わないと発音できませんので、ゆっくり話して口の動きも改めて確認してみましょう。
使う言葉を習慣にする
赤ちゃんはまだ意味がある言葉を使うのは難しいですが、使う言葉を習慣にしてあげましょう。
例えば朝起きたら「おはよう」
ご飯を食べるときには、手を合わせて「いただきます」
また、何かをする時にも「〇〇しようね」など、赤ちゃんもなんとなく分かってくるようになります。
いろんな言葉を聞いておくことも、お話をするいい刺激になります。
「おやすみなさん」「ねんね」なども習慣にしておくと、赤ちゃんも「寝る時間なんだな」と分かるので、寝かしつけも楽になっていきますよ。
赤ちゃんの喃語のまとめ
赤ちゃんはクーイングといって、「あー」「うー」などの1文字から話せるようになります。
生後4ヵ月くらいになると、「あぶー」「だあー」などの、2文字以上の喃語が話せるようになります。
ただクーイングや喃語は、話し出す時期や覚えるのに個人差が大きく出ます。
おしゃべりは知育にもなるので、お話の練習をしてみましょう。
・ゆっくり話す
・赤ちゃんの目線で口元(発音)を見せてあげる
・使う言葉を習慣にする
忙しいとついついテレビや動画を見せてしまい、コミュニケーションの時間が少なくなってしまうこともあります。
返事が返ってくるということは、コミュニケーションだけでなく赤ちゃんの知育にもなります。
赤ちゃんと話したり遊ぶ時間を、意識して取るようにしてあげましょう。