1歳までの赤ちゃんの成長はとても早く、「1ヵ月前までできなかったのに、もう上手にできるようになっている」と思うことがたくさんあります。
首がすわり寝返りができるようになり、ずりばいや一人座りができるようになって・・・。
と思いきや、わが子は一人座りやハイハイより先につかまり立ちを覚えてしまいました。
そんなわが子が早くできるようになった理由、また早くできるようになった子は注意が必要なんです。
今回は、
・どんなことに注意が必要?
・つかまり立ちはいつから?
・つかまり立ちは遅い方がいい?
・つかまり立ちの練習方法
・おすすめのグッズ
についてご紹介していきます。
つかまり立ちとは
そもそもつかまり立ちとは、何かものにつかまりながら立ち上がることを言います。
なので、その場で何も持たずに立ち上がったりできるようになるのはまだ先になります。
そして、つかまり立ちができるようになると、テーブルやソファーなどで体を支えながら歩くようになります。
伝い歩きができるようになると、すぐに伝い歩きもできるようになります。
どんな事に注意が必要?
つかまり立ちができるようになると、注意してあげなければいけないことが多くなります。
例えば、転倒し頭を打ってしまったり、つかまり立ちをしようとしておでこや顔からぶつかってしまうなど、怪我が多くなります。
わが子は、家具の角でたんこぶを作ってしまったことがよくあります。
一度、頬っぺたに大あざが出来てしまったときは、本当に痛々しく可哀そうでした。
またつかまり立ちができるようになると、高いところにも上ろうとするようになります。
例えばソファーによじ登りそのまま落ちようとしたり、背もたれも登ろうとしたりと、本当に目が離せなくなります。
家具の配置や、床にじゅうたんをひいたりと模様替えも考えましょう。
つかまり立ちはいつから?
つかまり立ちができるようになる時期には個人差が大きく、生後9~11ヵ月の間から始めます。
わが子は生後8ヵ月からできるようになり、ハイハイよりも先にできるようになりました。
このつかまり立ちは、その子の性格によってもできるようになる時期が変わってくるのかなと感じました。
というのも、わが子は一人座りがなかなかできず、少し心配しました。
つかまり立ちと同じくらいに、できるようになったからです。
我が家ではソファーやテーブルで囲いを作り、安全な場所を作っていました。
ですがわが子は座っておもちゃや絵本で遊ぶというよりも、
とにかく出たい!冒険したい!
という感じの子でした。
なので、一人遊びが上手な子やおもちゃで遊ぶ子は少し遅いのかなと思います。
その子のペースや性格もあるので、その時期より少し遅れていても気にする必要はありません。
つかまり立ちは遅い方がいい?
つかまり立ちがなかなかできないのも心配ですが、わが子のように一人座りやハイハイよりも先に出来てしまうのも注意が必要なんです。
というのも、物に寄りかかって立っていたとしても、バランスが必要になりますよね。
早い時期につかまり立ちをすると、バランスがうまく取れず転倒してしまうことが多くなります。
またハイハイをすると手足の筋肉が鍛えられるだけでなく、体幹や体を持ち上げるために腹筋や背筋も鍛えられるようになります。
ハイハイをすることでしっかりと筋肉やバランスがついてから歩くようになった方が、その後の発達も早くなるのだそうです。
ハイハイは必ずしないといけないわけではないが、メリットもたくさんあるので私はさせてあげた方がいいかなと思います。
一度ハイハイを覚えると、ずりばいに戻らなくなりました。
そして進むのもとっても早くなり、運動量も増えた気がします。
ずりばいからつかまり立ちをする子もいますが、筋肉やバランス感覚などできるようになるとメリットもたくさんありますよ。
>>ハイハイ練習はいつから?立つ子にも必要?頭がよくなるメリットも!
つかまり立ちの練習方法
つかまり立ちを早くから始めるのも心配ですが、なかなかしようとしてくれないのも心配ですよね。
そんな時につかまり立ちに興味をもらせたり、練習する方法をご紹介していきます。
またわが子が早くできるようになったきっかけを先にご紹介していきます。
わが子が早くできるようになったきっかけ
わが子がつかまり立ちを早くできるようになったきっかけは、ちょうどいい高さのソファーがあったからです。
というのも、3人掛けソファーと一人掛けソファー、テーブルで子供が出ないようにバリケードを作っていました。
なので、わが子は外の様子がとても気になり、つかまり立ちを早くしようとしたのだと思います。
そしてもう一つが、つかまり立ちしやすい一人掛けソファーがあったからです。
始めはテーブルに両手をひっかけて立ち上がろうとしていましたが、なかなかうまくいきませんでした。
ですが、一人掛けソファーを置いていると、高さがちょうどよかったみたいで始めてすぐにつかまり立ちができたんです。
どうやら高さがちょうどよかったみたいです。
ちなみにデザインが少し違いますが、この骨盤矯正のソファーです。
医療に使われているものではないので効果はゆっくりですが、産後の骨盤矯正やマッサージで結構もよくなり冷え性などにも効果的でおすすめです!
この高さだと前かがみになり上半身を乗せ、その間に足の裏を地面につけられるのですんなりできるようになりました。
高いテーブルやソファーなどだと、足の裏を付けるようにしたり踏ん張って立ち上がるのがうまくできないようでした。
つかまり立ちの練習は、短い時間から赤ちゃんの機嫌がいい時に無理をせずやってあげましょう。
興味を持たせる
赤ちゃんは一度できるようになると、成長がとても速いです。
ハイハイでしっかりと筋肉もついているのに、なかなかつかまり立ちをしてくれないという場合は、少し高いところに気をひかせてあげましょう。
例えばお気に入りのものや音の出るおもちゃ、大好きなおやつなども効果的です。
手を伸ばせば届きそう!という距離からやってみましょう。
少し低いものを置いてみる
わが子が出来るようになったきっかけでも紹介しましたが、いきなり机など高さのあるものでつかまり立ちをするのは大変です。
なので、膝立ちしたら乗れるくらいの高さのものを用意してあげましょう。
例えば子供用の椅子やかごなど、赤ちゃんが持っても大丈夫なものを準備してあげましょう。
他にもソファーの座るところが引き抜けたら、安定感もあり柔らかく安心ですね。
支えて立たせてみる
つかまり立ちに興味を持たせるためにも、一度支えて立たせてあげるのもいいですね。
ただ膝がガクッとなり転倒してしまったり、バランスがうまくとれないのでしっかりと支えてあげましょう。
ここで転倒したり頭などをぶつけてしまうと、「立つのが怖い」と感じてしまいます。
しっかりと両脇を支えてあげたり、ソファーなどによっかかるように立たせ、膝や背中を支えてあげるようにしましょう。
おすすめのグッズ
つかまり立ちの練習は、おもちゃを使って楽しく遊びながらすることもできます。
ただ始めはバランスが取れなかったり、転倒して怪我をする危険があるのでしっかりと支えてあげるようにしましょう。
立つ筋肉もつき、伝い歩きもできるようになるととても可愛いですよ。
よちよち歩きの練習にもなります。
手押し車
つかまり立ちや使い歩きの定番として、手押し車が有名ですよね。
カタカタと音がしたり、座った状態でも遊ぶことが出来るものもあり、赤ちゃんも楽しく遊べます。
乗用手押し車
後ろから押すだけでなく、赤ちゃんが乗って遊べる手押し車もおすすめです。
乗って自分でこいだり、後ろから押してあげたりと三輪車の練習にもなりますね。
わが子はこのアンパンマンの手押し車を買ってあげました。
音も出るので、楽しく遊んでいます。
ベビージム
産まれて間もない時から使っている方もいると思いますが、ベビージムもつかまり立ちにおすすめです。
ベビージムにおもちゃがついているので、興味を持って立ってくれやすくなります。
つかまり立ちについてのまとめ
つかまり立ちを始める時期は個人差があり、生後9~11ヵ月から始めます。
赤ちゃんのつかまり立ちは、早くからしてしまうと筋力が足りなかったりバランスが取れず転倒が多くなってしまいます。
またつかまり立ちを、なかなかしてくれないのも心配ですよね。
その子のペースや性格にもよっても、できるようになる時期は違うので様子を見ながら進めてあげましょう。
高いところにおもちゃなどで気をひいてあげたり、立ちやすいものを準備してあげましょう。
またベビージムや手押し車も、楽しくつかまり立ちや伝い歩きができるようになります。
乗用タイプの手押し車は、自分で足でこぐ力もつきますよ。
ただ練習も疲れやすいので、短い時間から赤ちゃんの機嫌のいい時に少しずつやってあげましょう。
いきなり外で歩くのではなく、家の中から慣らしてあげると安心ですよ。
初めての靴の選び方やおすすめの靴も紹介しているので、是非参考にしてみてください。
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