妊娠をすると、「安産で産まれてくるように」「赤ちゃん健やかに育ちますように」という思いを込めて、安産祈願に行く方が多いですね。
私も安産祈願に行きましたが、戌の日しか調べておらず、当日になって焦ってしまいました。
また私と同じように、初めて参拝をするという方も多いのではないでしょうか。
安産祈願に行く時には、マナーを調べしっかり準備をしておきましょう。
今回は
・妊娠中の注意点
・安産祈願に持っていくもの
・着ていく服装
についてご紹介していきます。
安産祈願はいつ?
安産祈願は、妊娠5カ月の時期に行くのが一般的です。
そして「戌の日」に行くのが望ましいとされています。
というのも、犬は赤ちゃんを数匹産みますが、お産も軽いので安産の象徴とされています。
なので戌の日に安産祈願をするとよいとされています。
ちなみに戌の日は12日(干支)に1回あり、1ヵ月に1~3回くらいめぐってきます。
その中で特に「大安」という日は縁起が良いとされています。
もし家族の休みの日が「大安」であれば、この日を狙っていきましょう。
また、戌の日でも午前や午後と時間帯によっても縁起がいい日が変わります。
私は時間帯で変わることを知らず、当日になり焦ってお参りに行きました。
みなさんは始めから日にちと時間をしっかり決めておきましょう。
安定期であっても体調が崩れやすい
妊娠5カ月は、妊娠中期に入る為つわりが楽になっている方が多いと思います。
ですが妊娠中は体調が変わりやすいので、無理をしないようにしましょう。
私もつわりはかなり楽になっていましたが、長時間車に座っていたりシートベルトの圧迫で気分が悪くなってしまうことがありました。
安産祈願は移動や長時間座ったまま(待ち時間や参拝中)のことが多いので、無理をしないようにしましょう。
シートベルトで気分が悪くなるという方は、シートベルトストッパーがおすすめですよ。
また長時間になるので、水分補給や締め付けない服装にしましょう。
「戌の日に行きたい」という気持ちもあると思いますが、調子がいいときを狙っていくようにしましょう。
ちなみに待っている時に安産のお守りを買うことがあると思いますが、参拝後にお札と一緒にいただけることがあります。
神社によっても違いますが、後から買う方がおすすめですよ。
安産祈願の服装
妊娠中は締め付けにより体調が悪くなってしまうことがあるので、ゆったりとした服装がおすすめです。
ただ参拝に行くので、カジュアルな服装はマナー違反になってしまいます。
ジーパンやサンダル、露出が多い服装などは避けるようにしましょう。
安産祈願の時は、お腹周りがゆったりとするワンピースが人気です。
体が冷えないように、コートやカーディガンなどを羽織るのもおすすめです。
足元は低めのパンプスを合わせ、素足ではなく肌色のストッキングを履くようにしましょう。
膝上までのストッキングはお腹に締め付けがないのでおすすめですよ。
ちなみにフォーマルな場面でストッキングを履かないのはマナー違反です。
色も肌色を選んでくださいね。
安産祈願で必要なものは?
安産祈願の時には、初穂料をおさめたり、腹帯を持参することが出来ます。
それぞれの注意点なども詳しくご紹介していきます。
初穂料はいくらくらい?
初穂料とは、神社で御祈願をする時に神様に奉納する金銭のことをいいます。
相場はだいたい3000~10,000円くらいです。
有名な神社であれば、ホームページに初穂料の金額が載っていますので、調べてみましょう。
ちなみに私が安産祈願をしたところは、5000円でした。
初穂料はのし袋に入れますが、水引きは紅白の蝶結びのものを選びましょう。
腹帯を持参
安産祈願では受付の時に腹帯や腹巻を預け、一緒にご祈祷してもらえる神社も多いです。
安産祈願の時用に、さらしの腹帯を買うという方もいらっしゃいます。
私はマジックテープの腹帯を使っていましたが、せっかくならご祈祷してもらったものを身につけたかったのでさらしのものは買いませんでした。
マジックテープや腹巻のほうが、つけるのも簡単なのでおすすめですよ。
マジックテープは、ベルト部分がしっかり太いものを選ぶようにしましょう。
安産祈願のまとめ
安産祈願は、赤ちゃんの健やかな成長と安産で産まれるように、戌の日にすると縁起がいいとされています。
妊娠5カ月の戌の日を確認してみましょう。
戌の日といっても、午前と午後で縁起がいいとされる時間が変わることもあります。
ただつわりが楽になったからと言っても、妊娠中は体調が変わりやすいので、無理をしないように注意してください。
また参拝する時の服装や初穂料など、マナーを守るようにしましょう。
赤ちゃんが元気に産まれてきてくれるのが楽しみですね。