妊娠する赤ちゃんを育てるために、体の中でたくさんの変化があります。
そのため今までニキビや肌荒れが気にならなかったという方でも、ホルモンバランスが崩れやすく、肌荒れがしやすくなります。
実際私も頭皮にまでニキビが広がるほどひどくなりました。
そして早い段階でしっかりと治しておけばよかったなと後悔しました。
今回はそんな肌荒れの注意点や対処法、私がニキビを治した方法についてご紹介していきます。
肌荒れを放っておくとどうなるの?
まず私の体験談からお話しします。
私は妊娠初期からニキビや肌荒れが気になりだしました。
その時は
すぐに治るだろう。
みーママ
ですが、顔(頬)からどんどん広がっていき、首やデコルテ、背中にも広がっていきました。
出産前には、耳や頭皮までニキビが出始め、産後が一番ひどく赤みが強くしこりや痒みも出るほどでした。
出産の際に入院をしますが、ここで医師に薬を処方してもらいますが治りませんでした。
この肌荒れは、出産後や卒乳の時にまたひどくなり、最終的には市販の薬で治しました。
妊娠中のニキビの出来始めに、早く医師に相談しておけば出産後8ヵ月もかからなかったんだろうなととても後悔しています。
肌荒れの原因
ホルモンバランス
妊娠中や産後にニキビが出やすい原因は、ホルモンのバランスが崩れる為です。
妊娠をすると赤ちゃんを育てる為に体は様々な変化をします。
例えば胎盤を作ったり、母乳を作る準備をしたり、出産に備えたり。
妊娠が初めての人は、自分の体の変化に戸惑う方も多いと思います。
また、産後も子宮を元の大きさに戻したり、母乳を作ったり、卒乳したりと体の変化も多く、ホルモンバランスが崩れやすくなります。
そのためこれまでニキビが気になったことがないと言う方も、妊娠を気にニキビや肌荒れに悩むことがあります。
実際に私もこれまで肌荒れやニキビはほとんどきにしたことがないほどでした。
しかし、出産前後が肌荒れのピークで頬から始まり、首、デコルテ、背中と広がり、耳や頭皮にも痒みが出るニキビが出るようになりました。
特に首と顔の境は一番ひどく、一円玉くらいの大きさの硬いニキビがいくつか出来るほどでした。
栄養バランス
妊娠中には初期のつわりや、後期にお腹が大きくなって起こる後期つわりがあります。
つわりの時期は食欲がなくなったり、食べても吐いてしまうという方もいらっしゃいます。
私もにおいつわりになったときには、思うように食事がとれませんでした。
そのため栄養のバランスが崩れてしまい、ニキビや肌荒れの原因のなってしまいます。
>>つわりは1種類じゃない?【いつからいつまで続くの?】
腸内環境
妊娠中は薬を飲まないと出ないほどの便秘になってしまう方も多いのではないでしょうか。
実際私もひどい便秘に悩みました。
生理予定日よりも先に、妊娠したことを気づいたのもひどい便秘からです。
便秘になることで体の老廃物が溜まったり、溜まった便から栄養や水分が取られ、体の中に取り込まれてしまいます。
その為、肌荒れやニキビができやすくなってしまいます。
便秘に悩んだ時には無理をせず、便秘の薬を処方してもらいましょう。
出そうと力みすぎてしまうと、いぼ痔になってしまう危険もあります。
処方してもらう薬についても解説しています。
初めての方は使い方や体質に合ったものを選べるように、2種類の薬の知識を入れておきましょう。
>>【妊娠・産後】20代でいぼ痔?!いぼ痔の原因と対処法・体験談有
肌荒れの対処法
栄養バランス
つわりのときにはなかなか難しいですが、肌にとってもお腹の中の赤ちゃんにとっても栄養バランスはとても大切です。
タンパク質や炭水化物、ビタミンなどの栄養バランスももちろん大切ですが、食物繊維や大腸の菌を整えるヨーグルトを意識して摂取するようにしましょう。
つわりの時期は「食べれるものを、食べたいときに」が精一杯だと思います。
赤ちゃんもまだ小さく、栄養があまり要らないとしても、お母さんの体を考えると栄養バランスが取れていたほうがいいのは、言うまでもありませんよね。
食事がなかなか取れないという時には、サプリメントをうまく取り入れてみましょう。
つわり後も栄養バランスを意識し過ぎると、ストレスになってしまうこともあります。
葉酸や鉄分は妊婦さんに不足しがちですので、サプリメントで楽に取るようにしてみましょう。
化粧水
妊娠中はホルモンも変わり、今まで使っていた化粧水や乳液があわなくなってしまうことがあります。
いつも使っていたもので肌荒れがしてしまう場合は、速やかに使用をやめましょう。
妊娠中は肌が敏感になっていますので、オーガニックのものがおすすめです。
また、ニキビが出やすい時には保湿をしっかりとしてあげることが大切です。
私もですが、妊娠中は夏でも肘や足がカサカサしてしまうほど、肌の水分不足が気になりました。
顔は特に保湿や美容液も使うようにしてみましょう。
また化粧水などが合わなくなってしまった場合には、ファンデーションも変えてみましょう。
肌が敏感になっていますので、ポイントメイクはそのままでも、ファンデーションは塗る面積も多く、ニキビなどの上にも塗ったりしますよね。
カバー力もあるBBクリームがおすすめですよ。
こちらはオーガニックですので、妊娠中だけでも試してみてください。
洗顔
ニキビの原因はアクネ菌が毛穴に入ったり、皮脂や角質などが毛穴につまったりして炎症がおきることによりできます。
特に妊娠中は皮脂が出やすくなりますので、朝と夜にしっかりと洗顔をするようにしましょう。
こちらも化粧水などと同じで肌が敏感になっているので、今まで使っていたものが合わなくなることもあります。
刺激の少ないものを選ぶようにしましょう。
また、殺菌作用などがあるものを使うのもおすすめです。
ニキビ用の洗顔を使ってみるのもいいですね。
医師に相談する
妊娠中は赤ちゃんを育てるために体が変化しますので、ホルモンバランスが崩れるのは仕方のないことです。
まず、ニキビが出来だしたら通っている産婦人科の医師に相談してみましょう。
出産したら治るだろう
みーママ
私は軽くしか考えていませんでしたが、産後も母乳を作ったり子宮を元の大きさに戻すためにホルモンが変わります。
その為ホルモンバランスが崩れやすく、今後もニキビや肌荒れが続くことがあります。
実際私もそうでした。
産後は授乳をする時に赤ちゃんが(塗っているところを触り指を)舐めてしまったり、ゲップをさせるときに赤ちゃんの肌についてしまう可能性があります。
赤ちゃんに危険が及ぶため、医師に相談した時に強い薬を処方してもらえなくなりますので、妊娠中にニキビや肌荒れを治しておくようにしましょう。
市販の薬で治す
産後すぐに産婦人科に、産後1ヶ月後に皮膚科の医師に相談してみましたが、強い薬が出せなかったからなのかニキビや肌荒れは治りませんでした。
りっくん
ここでほっとくのがママの悪いところだよね。
そうだね。
そのおかげで治るのに、産後8ヵ月までかかりました。
みーママ
そうです。
私がニキビを治したのは市販の薬。
このセナキュアを使ってからです。
霧吹きで塗布できるタイプで、朝と晩に2回使用するだけです。
使い始めて3日くらいで、
あれ?赤みが減った。
みーママ
と効果が見えました。
使って2週間くらいでほとんど目立たないほどです。
ただ授乳中に赤ちゃんが舐めてしまう恐れがありますので、薬剤師さんに相談してから使うようにしましょう。
まとめ
妊娠中はホルモンバランスが崩れたり、つわりにより食欲がなくなり栄養バランスが崩れてしまったりと、肌荒れやニキビが出やすくなります。
これまでニキビが気にならなかったとう方でも出るようになるので、早めに対処するようにしましょう。
(足りない栄養はサプリメントで補う)
・化粧水、洗顔は肌に合うものにする
(肌が敏感になる為、刺激の少ないものやオーガニックのものにする)
・医師に相談する
(肌荒れが悪化してきたら医師に相談し、妊娠中であることを必ず伝える)
私は治るだろうとずっと放置してしまい、どんどん広がり、痒みが出るほどでした。
出産後は授乳で強い塗り薬が処方してもらえなくなりますので、それまでに治しておくことをおすすめします。
みーママ