つわりは妊婦さんが一番始めに体験するしんどい時期です。
初めて妊娠するという方は、女性は自分の体の変化に戸惑ったり、不安を感じることがあります。
赤ちゃんを育てる為に、体のホルモンバランスも変わり、情緒不安定になってしまうことがあります。
ですがなかなか女性もコントロールができないことがあります。
男性も自分の体の変化ではないし、分からないことが多いと思います。
そんな時に喧嘩が多くなってしまったり、相手を傷つけてしまうような発言をしてしまうことも・・・。
今回は女性、男性共に知っておいてほしいつわりについてご紹介していきます。
つわりってどうなるの?
妊娠が初めてというお母さんや、旦那さんからすると「つわりってどうゆうもの?」とイメージがつきにくいことがありますよね。
私も初めてつわりを経験しましたが、食べつわりだけの時は食べていれば楽でしたが(体重が一気に4㎏も増え、体重管理に悩みましたが・・・)、その後においつわりになり、こんなにしんどいものとは思ってもいませんでした。
また、つわりといえば「ご飯が炊けるにおいがダメになる」というイメージがあると思いますが、人によってどのにおいが吐き気がくるかは変わってきます。
今どのつわりになっていて、どうすれば楽になるか、気をつけなければいけない点が変わってきます。
旦那さんに説明するのもしんどいということもあると思いますので、「○○つわり」とネットで調べて知ってもらいましょう。
>>つわりは1種類じゃない?【いつからいつまで続くの?】
つわりのときにはいたわって!
旦那さんも「つわりはしんどいもの」とは分かっていても、実際にどうしてあげたらいいか分からないことが多いと思います。
つわりとは吐き気がしたり、においに敏感になったりします。
そんなときは車酔いや二日酔いがずっと続いているような感じになります。
数時間でもしんどいですが、妊婦さんは何週間も耐えなければいけません。
そう思うとつらさがイメージしやすいのではないでしょうか。
つわりには個人差はありますが、思うように食事ができなかったり、座っているのもしんどいほどです。
ごはんも食べるのがやっとなので、妊娠初期は旦那さんがサポートしてあげましょう。
ですが、食べれそうなもの、食べられる時間帯は人によって変わってきます。
「何か買ってこようか?」「大丈夫?何かしようか?」という言葉をかけてあげましょう。
こんな発言で気づ付けている?
妊娠中の女性は体の変化や気持ちを自分でもうまくコントロールできないことがあります。
そんな時に旦那さんからの発言で傷ついてしまうことや、行動にイラっとしてしまうことがあります。
直接離婚につながることは少ないと思いますが、「こんな人と結婚するんじゃなかった」「どうして分かってくれないの」「赤ちゃんが産まれてからが不安」と思われてしまうことも・・・。
妊娠中は情緒不安定になる
女性は生理のときにもイライラしたり不安になったりすることがありますが、妊娠中は情緒不安定になることが多くなります。
私の場合ですと、仕事で失敗しても人前では泣きたくない性格なのですが、なぜか褒められたりするだけでも涙が出てしまうことがありました。
自分でもなぜ泣いているのか分からないほどで、びっくりしました。
このように自分の体をコントロールできなくなってしまうことがあるんです。
妊娠中はなぜか涙もろくなってしまいます。
女性も泣きたくないのに涙が出てしまうので「泣けばいいと思ってる」というような発言はさけましょう。
また、お腹が大きくなると赤ちゃんを産むときの不安が出てきます。
例えば「どのくらい時間がかかるのだろう」「そんなに痛いの?」ということは、ついついネットでも調べてしまいます。
赤ちゃんは平均体重3㎏、身長50㎝あります。
その大きさが体から生まれる、出産が一番痛いと言われていると思うと、怖いと思ってしまいますよね。
そしていつ陣痛がくるかも分からない恐怖もあります。
妊婦さんはなかなかそのことを言葉にしないと思いますが、妊婦さんの怖さも理解してあげましょう。
ガルガル期がある
みなさんはガルガル期という言葉を聞いたことがありますか?
私は妊娠して初めて知りました。
妊娠中は赤ちゃんを守ろうと本能が働いてしまいます。
妊婦さん全員があるわけではないですが、本能的に異性を寄せ付けないようにします。
これは本人も意識してやっていることではありません。
ガルガル期になると、ボディータッチなどがいやに感じることがあります。
「嫌われた」と感じてしまうかもしれませんが、妊娠中の一時期のことが多いので一度様子をみるようにしましょう。
また、女性も知らないことが多いので教えてあげましょう。
お互いが知っておくことで溝が生まれにくくなりますよ。
家事や手抜きへのダメ出し
妊娠中はつわりやお腹が大きくなり、寝た状態のことが多くなる方が増えると思います。
旦那さんは外でお仕事をされ帰ってくると「またゴロゴロしてる」「家事ができていない」と不満を感じる方もいらっしゃいます。
ですがつわりのときは、特に車酔いや二日酔いの状態のように、食事や動くことも大変です。
また掃除となるとにおいで、気分が悪くなってしまうこともあります。
「今までできていたことができていない」とイライラしてしまうかもしれませんが、妊娠中や出産後はサポートしてあげましょう。
もちろん旦那さんも残業があり帰りが遅い、忙しいかたも多いと思います、
家事を変わりにやるのもしんどいかもしれません。
せめて手を抜いている、動けないでいることに対する不満は口に出さないようにしましょう。
女性も自分の体を思い通りに動かせず落ち込んでいるのに、追い打ちをかけてしまうことがあります。
セックスレス
妊娠すると女性の体は変化していきます。
例えば、母乳を作る為に胸が変化したり、お腹も日に日に大きくなっていきます。
妊娠中に性欲が増すという方もいらっしゃると思いますが、胸やお腹がはって痛くなったり性欲が落ちる方が多いと思います。
もちろん男性は今までと変わらないので、セックスレスがしんどいと感じる方も多いと思います。
妊娠中は感染症への免疫が弱くなったり、赤ちゃんを気遣ってあげる必要もありますので、夫婦で相談し解決するようにしましょう。
一人の時間を楽しむときの注意点
奥さんはつわりで寝込んでいるというときも注意しましょう。
「しんどそうだからそっとしといてあげよう」と思い一人の時間を楽しむことが多くなると思います。
ですが、なるべく別室でするようにしましょう。
例えば体調が悪い時に相手が「お酒を飲みながら、テレビを見て大笑いをしている」と、イラっとしてしまうことはないですか。
「こっちは体調が悪いのに・・・。」と思いますよね。
ずっと付きっ切りでいろというわけではないですが、一度いるもの(飲み物など)ややってほしいことを聞いてから、別室に行くようにしましょう。
同じ部屋にいると気を使ってしまうこともあるので、妊婦さんの気分が楽な時にどうすべきか話してみましょう。
私の体験談
私はにおいつわりを経験しましたが、食べ物などは問題はなく、比較的軽い方だったと思います。
ですが、旦那の口臭とたばこのにおいのみダメになってしまいました。
もちろんキスをすると私が「おえ・・・」となっているのは旦那も知っています。
もちろん旦那が口で呼吸しているにおいでもアウトでした。
ですがそんな姿を見ていても、私が避けても一向にやめてくれなかったんです。
嫌だといっても口臭対策をするわけでもなく、「そんなの失礼だ」と言うだけです。
ですが、嘔吐し苦しんでいる姿を見れば普通の人はやめますよね。
また、キスを嫌がっても無理やりしようとすると唾液がつくことがあります。
口に唾液がつくと、鼻が近いのでずっと吐き気が止まらなくなるんです。
妊娠中は特ににおいに敏感になりますし、口臭のことはなかなか言いにくいですよね。
妊娠中の生活は今までとは違ってくると思います。
夫婦でしっかりと話し合い、お互いが相手の気持ちを理解しようと寄り添うことで答えを出していけると思います。
男性は支えてあげる気持ちで、女性は自分のことばかりではく一度落ち着いてから話す、理解してもらえるようにすることを意識してみましょう。